やっぱり紙の本って優れてたんだなー、という話
と思ったきっかけ
むかーし買ったっきり全然読んでなかった本を久しぶりに引っ張り出してきたら、今悩んでたテーマを考えるにあたってすごい整理されて、存外役に立った、という話なんだけど、これって電子本じゃムリだよなー紙本だったからこれ起きたんだよなー、と思ったので、何度も同じテーマについて考えるの嫌いな性格なので、一回整理して結論を出しちゃおうというノリで、記事を書きます。
ちなみに、ここ(本は、考えるなら紙、インプットならKindle - 俺も禿げたいブログ)では、
ということを書いたが、それの続編というかまとめ的なイメージになるのかなと。
結論
まず、もう結論からいうと、上記のような単独の読書体験だけではなく、そもそも読書にリーチするまでのマーケティングとしても紙本は優れていた、とこういうことなのですが、結論のまとめとしては下記です。
結論
- 紙本は前回の記事のとおりやはり思考に適している
- 棚に並べて背表紙や表紙で各本を一覧化していつでも見れる、かつ見れる範囲が画面によらないって、結構UI最強
- 今回みたいに本が埋蔵されてても、(目につくので)ふとした際に発掘されることがある(電子本はリーチまでに能動性が必ず求められる)
- 紙本は、思考しやすい、に並んで、記憶にも残りやすい
- 仕事と同じく思考はテンポが大事だと思ってるんだけど、紙の方がページの移動や記入(メモ)にあたってテンポが良い
これらを上記結論からwhy?で考えたときの理由は、
- カラーなどに加えて、質量があり、厚さなどがあることから、空間を専有するから、自分に対するマーケティング効果(届く効果)が大きい
- 直近読む本は机の上、よく読む本はこの棚、などUIをかなり自由度高くカスタマイズできる
- 読み出しにスイッチをONにするなどの無駄な動線が一切ないため、思考が分断されない
です。
その他、今回のテーマを考えてみて
電子本っていう概念が出てから、改めて紙本のメリットってなんだったんだろう?っていう思考プロセスって面白いなーと思いました。電子本が出て、新たな制約が出てこないと、棚に並べて整理することってUI(UX)設計だったんだ!とか思うことなかったでしょうし。そういう意味で、メリットの再発見って、色んなものが再発明されることで、改めて見えてくるんだなーと。
とはいえ、前の記事で書いたように移動時の読書や、最近だと防水kindleがあるのでお風呂での読書や、旅の時なんかはやっぱり便利だと思うので、スタイルに合わせて各々がうまくチューニングしていけるといいですね^^
以上。